ウィー・ミーツ・マツヤマ
WE-MEETS-MATSUYAMA

 urban design week.は、2022年1月の初開催を目指していましたが、直前にCOVID-19の感染状況が大きく変化したことを鑑み、開催を見送りました。

 “未開催”となった1月のテーマは『マスクの向こうの風景』。2021年度のアーバンデザイン・スマートシティスクール受講生たちと、都市や地域で過ごす豊かな空間と機会を取り戻すためのさまざまなアクティビティや、次世代交通サービスの導入を目指したモビリティを準備していました。そして、皆さんに「都市を見つめるまなざしを覆っているマスクの向こうにある風景を、urban design week.をきっかけに、一緒に見に行きましょう」と呼びかけ、まちの魅力や課題と向き合う機会づくりと、それらの可視化による共有を試みようとしましたが叶いませんでした。

それでも、スクール受講生たちと対話を続け、その機会を、映像制作を通してつくり出しました。4月からYouTubeで公開中の動画『未開催ツアー』です。

 さらに、urban design week.の初開催に向けて再出発するため、我々は新しい仲間を募集しました。2022年度のスクール受講生たちです。

 2022年度スクール受講生たちは、歴史、地域資源、モビリティに着目し、自分たちなりの活動や表現をするために、調査や議論を重ねています。併せて、2021年度スクール受講生の有志たちも、初開催に向けて再始動しています。そんななかで生まれたのが、2022年10月開催の今回のテーマ『ウィー・ミーツ・マツヤマ WE-MEETS-MATSUYAMA』です。

 一人一人が、自分の興味と向き合う中で、まちや地域と向き合うだけでなく、自分自身とも向き合っています。それは、併走しているスタッフたちも同じです。それぞれの向き合い方が表現となってアウトプットされたとき、そこにはきっと、まちや地域が混ざり合ったその人らしさと、まちらしさ、松山らしさが、プログラムとして表面化されることでしょう。

 urban design week.を楽しむことを通して、まだ知らない松山のこと、当たり前に思っている松山のこと、忘れかけている松山のこと、いろんな松山に出会い、混ざり合うことができるのではないかと考えています。urban design week.をきっかけに、あなたの松山をみつけてみてください。そして、私たちに教えてください。

 2022年10月。松山でお待ちしています。

タイトルとURLをコピーしました